世界に広がるチベ漫画
しばらくごぶさただったチベマンガ。ネタはあったんだけどチベットもいろいろあってなかなか書けなかった。
ちゅうわけでまずネタとしては、ちべ者さんも紹介しているただいまビッグコミックで連載中のゴルゴ13。ネパール奥地に墜落した飛行機に積まれていた大金をチベット人が見つけてゲリラの資金にしようとする話。ただ話の中でダライ・ラマをチベタンが”ダライ”と呼び捨てにするのがいただけない。普通チベタンが言うなら”ギャワリンポチェ”か”クンドゥン”でしょう?ちなみに今出てるのは中篇です。
あと以前、わしズムに載ってから最近youtubeでも紹介されるようになった業田良家氏の”慈悲と修羅”。最近”独裁君”にて単行本化されました。ちなみに独裁君の話で国連のシーンで”ベチット臨時政府”のダライラマっぽい人もちょっとだけ出てきます。
・・・でこのへんまでは既出でしょうけど次はまだあまり知られていない一品です。タイトルは”BioGraphic Novel:The 14th Dalai Lama。 見ればわかるように英語のチベットマンガなんだけど作者は日本人。以前、漫画”青木文教”も手がけたこともある”さいわい徹”さん。
とりあえずアマゾンで入手して英語が半分わからんもののざっと読んでみました。内容としては幼少の頃から亡命するまでだけでなく、パンチェンラマや現在のことについても描かれています。日本語版が出たらみなさん買いましょう!
しかしこの方もけっこうチベット好きのようですね。簡単な旅行漫画もWEBで紹介しています。
また、いろいろ検索してたらYouTubeに紹介VTRがありました。どうやら日本の法王事務所もこの本に関係しているようですね。
他にもアマアデさんの話を漫画化した泉華炎(畠奈津子)さんの”チベットの悲劇”も英語版もあるし動画にもなってます。
まあ首相自ら漫画を推奨する国?なんだからこういう形で世界に発信するのは非常にいいことではないかな?ただこういうのの海賊版が中国でも出回るようになればしめたもんなんだけど無理かねー?
9/28 追記です
チベットの悲劇の日本語版がこちらで公開されています。
http://www.kimondo.info/Tibet/FlashPaper/Tragedy_in_Tibet_Jpn.swf
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