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August 08, 2007

ひさびさチベマンガ

Goda

ひさびさにチベマンガ発見です。

現在発売中の”わしズム夏号”に業田良家氏が”慈悲と修羅”というタイトルで描いてます。内容は”大華国”という国の占領下で”チベットみたいな”人達がひどい目に遭わされる話であり、主人公の仏教に対する帰依と現実に挟まれた苦悩を表現しています。ただこれはあくまでも中国とチベットの話しではありませんのであしからず。www

以前から業田氏のきっつい政治・国際の風刺漫画は好きだったのですがこいう形での作品は初めて見たので新鮮ですね。

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August 06, 2007

チベットに一番近い場所?2007

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昨年のうらるんたさんに続き、今年は私が日本でチベットに一番近い場所行ってきました。

昼過ぎに五合目の駐車場を出て、夕方にはタルチョがかかってる八合目の宿に到着。さっそく山小屋で働く知り合いがチュバを着て懐から出したカターでお出迎えがありました。彼は、夏の居所は富士山の山小屋、夏にはチベットということで年中高山病にはならないらしくなんともうらやましい限り。

さっそく中に入ると、チベットカーテンはあるわ、注意書きもチベット文字だわ、さらにはスリッパにもチベット文字が書いてあるけど、下の畳を見たらやっぱりチベットには見えんわな。

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トイレに行くと洗面台の注意書きもチベット語。英語とかハングルとか中国語はいらんのかいな?

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本当は頂上でルンタを撒きたいぐらいだったんだけど流石に日本でやるとひんしゅくもんなのでやめました。あとできたら山小屋でバターでも出してもらえると雰囲気出るけどなんせ500mlのペットボトルが500円だから水もバターも持って上がるだけでも大変か?

何年か前に登ったときにも思ったけど登るときに下から山小屋を見上げるとラダックのお寺を思い出す。 下から人のいなさそうなゴンパを見上げて『あそこまで登っても鍵守りの坊さんがいなかったらどうしよ?』なんて思ったりしたけどそんな不安はどこへやら。いろいろお世話になりました。

でも、また行いたい?って聞かれてもこれで二度登るバカになってしまったので三度目はしばらくいいですわ。

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August 05, 2007

計画出産政策の最先端?

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中国政府、チベット高僧の転生に事前申請を要求

【8月4日 AFP】中国政府は、輪廻転生を続けるとされるチベットの高僧(活仏)が転生する際、政府の許可なしの転生は認めないことを決定した。国営新華社通信(Xinhua)が3日、報じた。

 新条例は9月1日より発効され、以降すべての転生は宗務課への申請および許可が必要となる。新華社通信によれば、条例は「活仏の転生の管理を制度化するうえで重要な措置」だという。

 中国共産党は、信仰の自由を表向きは認めているが、実際はチベット仏教を含むすべての宗教を厳しく規制する。

 チベット仏教では、高僧は何度も輪廻転生を繰り返すと信じられているため、活仏の存在は非常に重要視されている。

 転生者は通常、数人の候補者の中から高僧らによって選定される。1995年にダライ・ラマ(
Dalai Lama)にパンチェン・ラマ(Panchen Lama、ダライ・ラマに次ぐ地位)として指名された6才の少年は、中国政府によって身柄を拘束されたままとなっており、代わりに中国政府が別の少年をパンチェン・ラマとして認定した。同国政府は、チベット仏教の権力者を自ら選定することで同地域を事実上の管理下に置きたい考えだと見られている。(c)AFP

そしてその結果がこれ。

チベット族が中国当局と衝突 「転生」の許可制導入直後

2007年08月04日20時10分

 中国四川省西部の甘孜チベット族自治州理塘県で1日、恒例の競馬会会場でチベット族の住民が群衆にチベットの独立などを訴えたことをきっかけに、チベット族住民と治安当局が衝突したことが分かった。地元公安当局者が明らかにした。

 数千人が参加した競馬会の開幕式で住民の一人が突然舞台に上がり、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の復帰や民族の団結などを訴えた。参加者らは歓呼の声で応え、100人前後の住民が公安や武装警察と衝突。香港紙「明報」などによると、治安当局は威嚇射撃をして約30人を拘束、怒った住民約200人が留置施設を囲んで釈放を求めたという。

 地元公安当局者は「拘束したのは舞台に上がった1人だけ。発砲もない」と説明。成都市公安当局幹部が現地に入って住民と協議しているが、「なお緊張した状態が続いている」としている。

 中国政府はチベット仏教の活仏の後継者を選ぶ「転生」の手続きを巡り、政府当局の許可権限を明確にする規則を公布したばかり。ダライ・ラマ14世の影響力を排除する内容になっている。

現在のダライラマは『中国占領下では転生することはないし、チベット人がダライラマはいらないと思ったらもう転生しないかもしれない』って言ってるのですでに中国に利用されないように先手は打ってあるにしても、あの手この手でパンチェンラマのように次のダライラマを利用しようとしてるのは見え見えですな。

しかし『宗教は毒(麻薬?)だ!』と言った毛沢東の時代よりは少しは宗教に対する扱いがましになったものの転生まで管理体制とは。もともと宗教の存在自体を否定する社会主義で転生を許可するというのも矛盾した話ですわ。

そもそも何を基準に転生者を認定するの?中国の役人が転生者に対して転生前の持ち物の照合とかするんかいな?いやいや、転生は宗務課への申請および許可が必要”ということは次にどこに生まれるか許可が無いと死ねないということか。

ほんと来世も管理してしまう中国ってある意味すごいわ。一人っ子政策なんて甘い!甘い!これって計画出産政策の最先端を行ってると言ってもいいかも。www

それにしてもやっぱりカムは熱い。しかもリタンですか。さすがに歴代ダライラマを3人も出してるだけあって転生にこだわりが強いんだろうか?そういや最近でも四川省稲城で冬虫夏草をめぐるデモで死者も出てました。おそらくチベット自治区内に比べて四川省内は規制がゆるいんじゃないかと思うんだけど、それ以上に荒っぽいカムの気性のせいですかね?ちょくちょくデモの話を聞きます。

まあ日ごろの不満が爆発して少々暴れてもいいけど死者やらケガ人やら逮捕者が出ないこと祈ります。

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