チベ絵本
チベ漫画?ちょい違うような・・・。
絵本の『石のししのものがたり』です。
ストーリーは、ある兄弟の弟が山の中で不思議な石で出来たししを見つけてお参りしたところたくさんの金をもらった。その話を聞いたよくばりな兄が・・・というような日本や世界の昔話によくあるような話なんだけどオチがなかなか面白くて笑ってしまった。
しかしこの結末は『こどものともBOOK』によると実際のチベットの民話ではとても子供向けの話にはしゃれにならないので、ちょい軽目のイ族の話に置き換えたらしい。(元はどんな話やろ?)
秋野亥左牟(あきのいさむ)氏は、他にもネイティブアメリカンやネパールの話も描いてます。いろんなバックナンバーを揃えようかと思案中。あぁまた部屋がせまくなるなあ~。
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Comments
元の話はどんな話ですか?
Posted by: そら | May 10, 2006 01:00 AM
そらちゃん、こんにちは!
急遽「チベットの民話」購入しましたのでネタバレします。
その後、欲張りな兄が口から金を出す獅子の『桶が金でいっぱいになったら言うんだぞ!』といういいつけを守らない上に獅子のノドに詰まった金を取ろうと手を突っ込んだ瞬間に獅子の口が閉まって手が抜けなくなった。
原作では、仕方がないので兄嫁が食べ物を毎日持って来くるうちにどんどん家が貧乏になってやせ細って行くのを見た石の獅子が笑った瞬間に手が抜けたという話しになってます。(絵本版のオチはないしょだけどこっちは笑える)
子供の絵本にはやせこけた嫁を笑うというのはまずいかもしれないけど、日本や世界のおとぎ話しには最後は悪者を殺したりしてえぐいのはいくらでもあるんだけどね。
チベットの民話にはそこまであるのかな?ちょっと調べてみよう!
Posted by: 風来坊 | May 16, 2006 12:49 PM