ジョカン前で火事
ニュースにはなってないみたいだけど、この正月1月5日にラサのジョカン前で火事がありました。
その日はバルコルでぷらぷら買い物しながら歩いていて、ぐるっと回った第4コーナーを過ぎたあたりで地面に真っ黒な水溜りがあってびっくり。しかも向こうには消防車が数台来てそろそろ撤去作業をしようとしている。ふと見るとどうやらジョカン前のランプ堂で火事があったようだ。
普段は大量のバターランプで炎がゆれるランブ堂の中を覗いてみると中は真っ黒焦げのぐちゃぐちゃでほとんどのランプがなぎ倒されていた。
しかしほんとにジョカン本堂にまで燃え移らなくてよかったもんだ。やっぱり冬場で大量に増えた巡礼者が大量のランプを灯してたからやろな。ほんとにチベタンは限度知らないから・・・。そういやバルコル回ってててサンもこれでもかっ!ってぐらい燃やして煙くてしょうがなかったし。
しかしこのゴタゴタの中おかまいなしにその周りでかなりの人が五体投地してたのはさすがというとこですな。
最近ではバターランプが危ないということで禁止してる寺も多いとか。残念といえば残念だけど仕方ないような気もする。だからと言って代りに線香にはなって欲しくないし、かと言って電飾もちょっと・・・。
というわけで最近はお寺でも色々防災には気を使ってるようでこんなポスターを見つけました。消火器とか農作業時とかタコ足配線するなとか色々注意事項が書いてあってイラストを見てるだけでもけっこう楽しくなります。
まあ貴重なお寺も多いことだし気をつけて欲しいもんですな~。
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Comments
ささです。お久しぶりです。
燃えちゃう前はこんな感じ(2005/01撮影)です。
↓
http://www.geocities.jp/sachiya_sasaki/tibet_LHASA_2004/pages/072_IMG_3085.htm
火災防止のためバラーランプから電球に代わったお寺も多いですね。そういえばお坊さんがお参りの時に、電気のスイッチを"OFF"→"ON"してたけど、あれはひょっとしてバターを注ぐ行為に代わるものだったりするのでしょうか???
Posted by: ささ | January 31, 2006 11:18 PM
さささんお久しぶりですね。電気のスイッチを"ON/OFF"話は笑いました。そんな意味あるんかな?以前アバのボンボ寺でミャンマー等でよく見る虹色の電飾光背を見ましたけど、顔がにやけてる東南アジアの仏像ならまだしもチベットでは違和感ありましたね。勘弁して欲しいなあ。
※上記リンクのURLが途中で切れてますけどtibet_LHASA_2004以降は”/pages/072_IMG_3085.htm”になっています。
Posted by: 風来坊 | January 31, 2006 11:51 PM