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August 29, 2005

ココシリ:マウンテン・パトロール

coco今夏の旅行中に北京でチベット映画のDVDを買いました。題名は”ココシリ:マウンテン・パトロール”。日本では2004年秋に東京国際映画祭で審査員特別賞を受賞しましたが、ストーリーはとにかく男くさいです。一応可愛いアムドっ娘は出てきますが終始むっさい男連中の原野のシーンがほとんどで、例の”あのお方”も”毛沢東の肖像”も出てきません。(笑)

【解説】中国青海省のチベット高原や崑崙山脈に囲まれた秘境ココシリ。その自然と野生動物を守る<マウンテン・パトロール>と、チベットカモシカを狙う密猟者、そして美しくも過酷なチベットの大自然、その3つ巴の壮絶な闘いを描いた感動的な実話の映画化。チベットカモシカの毛は“カシミヤの王”と称され、密猟が急増していた。1993年、民間の有志が集まって、チベットの元軍人リータイ(デュオ・ブジエ)をリーダーに<マウンテン・パトロール>が組織されるが、隊の資金は乏しく、さらに、守るべき大自然は砂嵐や極寒という過酷な牙で隊員を苦しめる。密猟者や大自然に対して隊が立ち向かってゆく姿を、リアルかつ清冽な映像美でパノラミックに描き出した感動作。

ココシリという場所は青海省の南西部からチベット自治区の北東部にまたがるココシリ山脈周辺であり、ゴルムドとラサを結ぶ青蔵公路のちょうど中間地点に当たります。というわけで舞台となったココシリの密猟者からチルー(チベットカモシカ)を守る監視員の拠点となる町はどこなのか疑問に感じたので探してみました。キーになるのは何度か出てくるゴンパ なんだけど建物のフチ取りがなんだかジェクンド(玉樹)のジェグゴンパに似てます。そこでふとジェクンド近くのシェウ(歇武)にあるシェウドゴン じゃないか?と思い比較してみたらビンゴ!!そうか拠点の町はシェウだったのか!!

しかしシェウからココシリまで無茶苦茶距離あるんだけどほんとにそこまで行ってたの?死にそうになりながら家までたどり着かなくても途中に町はいっぱいあるよ・・・ってこんな話突っ込んでもみても誰も反応できないわな・・・。

今後国内の映画館では年内公開予定だそうですが、男くさいチベタンにあこがれてる方やアムド語カム語のわかる人(アムド語カム語のグアディンチェ(ありがとう)だけ聞き取れました。)にはお勧めの映画です。(日本にわかる人が何人いるんだ?)

参考サイト:

ココシリ国家級自然保護区管理局ツァイガ局長の願い

チルー(チベットカモシカ)

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Comments

自己レスです。
ジェクンド(玉樹)はカム語じゃないか?カム語でもグアディンチェというような言い方もするかも?という突っ込みを頂きました。
調べてみたらジェクンドはやっぱりカム語のようですので訂正します。

◆藏語【藏族】
・安多藏語(アムド)〔甘粛省、青海省〕
・康語 (カム)
    德格話(デルゲ)...
    〔西藏、青海玉樹、四川省甘孜、雲南迪慶〕
・衛藏語 (チベタン)
    拉薩話 (ラサ)...
    阿里話 (ンガリ)
・Sharpa〔西藏自治区,ネパール,インド〕
・Groma〔西藏自治区,ブータン〕

http://www.chinesedc.com/4WenYi/Language/sino-tibetan1.htm

Posted by: 風来坊 | September 03, 2005 at 01:55 PM

はじめまして。トラックバックをさせてもらったので、ご挨拶の書き込みをします。中国在住のkoiと言います。

今週末から、青海省~甘孜州を回る予定で情報収集をしていた折に当記事をみつけ、早速ココシリを見ました。去年か一昨年、街中にはココシリのVCDがあふれていましたが、こんな内容だとは露知らずに見逃していました。

おかげでジェクンドのあたりがどのような感じなのか、映像で見ることができました。シェウでバスを降りて、ジェクンドまでは行かない予定でしたが、変更です。ジェクンド、訪れたくなりました。

Posted by: koi | July 04, 2006 at 02:07 AM

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Tracked on July 04, 2006 at 01:34 AM

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