梅田で砂曼荼羅
大阪の梅田の繁華街にある有名なお寺”太融寺”で行われた砂曼荼羅法要に行って来ました。
今回は新潟の地震やスマトラ沖地震の津波被害者等の自然災害で無くなった方の供養と世界平和が目的でネパールから3人の僧侶を迎えて1/27~1/29に行われました。
情報では単に砂曼荼羅の展示で10:00~14:00としか知らなかったのでどっかから固めたやつを持って来たのかと思い午後1時過ぎに行ってみたらなんと16時から破壇(曼荼羅を壊すこと)をするという張り紙を見てびっくり。いつの間にこんなことやってたんや?
以前に国内の某お寺で砂曼荼羅作っている場面は見たもののその時は壊さずに樹脂で固めて客寄せパンダにしてしまって破壇をする所を見られなかったのが非常に残念だったのです。
本来なら砂曼荼羅は時間をかけてきれいに作り上げたものを壊して自然に帰すことにより”輪廻や無”を考えさせるためのものなのにそれを壊さないとは何ぞや!!ってそりゃ本音を言えばもったい無いとは思うけど・・・。
今回の主催は、その太融寺とアスカトラベル&ツアーズらしくアスカトラベル&ツアーズは以前に須磨寺でも砂曼荼羅法要を行っていた。ほんとこういうイベントなら何回でも歓迎するのでこれからも頑張って欲しいものである。
破壇はまず僧侶が周りのお供えものを片付けて何点か砂をつまみ出して、その後金剛杵を使ってケーキを切るように一気に7つに切り分けた。(かなり不公平な配分にも見えるが・・・)
その後は小さなほうきで適当に?中心に向かって掃き集めていたがもう1人がそのうちチリトリを使って砂遊びをするようにガスガスかき集め始めた。(いいのかそれで?)それを壷に集めて、最後は下に黄色い聖水をふりまいて雑巾でごしごし・・・。
なんだか日本人にしてみたら敬意をはらってるのか?はらってないのか?不思議な光景でした。
その後、砂は全員に少しずつ分け与えた残りは海に流しに行ったそうです。
そこまで見たかったのに残念!!なんで淀川だったらダメだったんだろう??
まあお寺では懐かしい人にも会えたし、大阪在住のネパール系チベット人とも知り合えたし、こういう機会っていいもんですなあ。
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