軍艦島
7月3日に長崎の軍艦島(端島)に観光船が就航したという記事を見て5年近く前のことを思い出した。
旅先で知り合った友人がその昔、軍艦島に行った時に友人達と『2000年は軍艦島で迎えよう!』と約束がありそれを果たしに行くのに誘われたのである。
軍艦島のちょうど向かいの小さな港から釣り船をチャーターして島に渡った。
島は文字通り廃墟で病院跡には大量のカルテやレントゲン写真が散乱しており当時の炭鉱での過酷な労働がかいま見られたし、住宅地では壊れたTVや山ねずみロッキーチャックの絵本なんかも落ちていたりして捨てられたのがそれほど昔じゃないことが伺われた。
廃墟の団地
当時も表向き上陸できないことになっていたが、今でも上陸できるかは定かではない。
また2000年を迎えた時も前回約束した友人達は誰も来なかった。
よって次の200x年にどれだけのメンバが集まるのか?またちゃんと上陸できるのか?時々そんな事を思いながらもその日が近づくのが楽しみである。
団地の屋上の神社跡
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Comments
「炭鉱の…」というと、何やら物悲しい歴史のニオイがします。
姉が長崎のさだまさしの「詩島」の近くに住んでいますが、「軍艦島に上陸したて、ロッキーチャックの絵本があったと言っている人がいる。」と話すとびっくりしていました。
Posted by: こす | August 02, 2004 11:13 PM
ロッキーチャックの絵本以外にも昔懐かしいアルマイトのお椀(給食用?)とか足つきのTVなんかも落ちてたんでもろに40年代ですな。
また行けるかなあ~。
Posted by: 風来坊 | August 05, 2004 11:22 PM